今日もすごーく細かい話を。

たいがい、体に良くないものはウマい。その点は異論はないでしょう。

あ、しかも良くないと言ってはいけないね。リスクがあるってこと。

某ハンバーガーチェーンをこよなく愛用しております。

けっして味だけの理由ではないのですが利用のしやすさからついつい買ってしまいます。

先日も大好きなダブル○○バーガーセットのテイクアウトを待っておりました。

わたしのすぐ後に待っていた家族連れ(父母娘)のオーダーを何気なく聞いておりました。何かのセットを頼んでいたっぽいのですが、サイドメニューにポテトを選ばれたようです。

「ポテトは揚げたてで」

サラリと奥さまが店員さんに2回言っていました。手慣れた感じです。初めてではない‥常に言っている。

たまにいますね。オペレーションを無視したカスタマーとしての権利を120%行使する方。

無視したは少し語弊ありますね。想定を無視したですね。

時間的には昼のピークではないがそれなりに忙しそう。つまりそこそこのペースでポテトは揚げられている。

【高確率で揚げたてもしくはそれに近いポテトを割り当てられる】

わたしはこの仕事に就く前はバリバリの飲食店マネージャーでしたから、しかもハンバーガー業界に10年くらいいましたのである程度オペレーションは想像できる。

「奥さん‥それはないよぉ」

わたしにそれはできない。細かく説明しよう。

1 十分揚げたてに近いポテトが提供できる。

2 その前に揚げた「お兄さんポテト」は‥別の人に提供される。順番守れや。

3 注文の多い方はめんどくさい人多い(すいません‥!)

たしかに揚げたては美味いよ? カリカリしてるしさ。でも全員それをやったらお店がたいへんでしょ?

「お客様は神様です」by 三波春夫

日本人はこの意味を取り違えてはいけない。件のご家族を引き合いに出したのは申し訳無い。たまたま見かけたので‥

すごーく大げさにわかりやすくざっくりと言えば

「提供する側も、消費者側も、お互い相手のこと思いやりましょう?」

的な感じです。

揚げたてがあたったらラッキー!くらいにわたしは考えてます。

 

「お客様は神様です」の本当の意味は

「歌う時はあたかも神様の前で祈るようなまっさらな澄み切った気持ちでなければ完璧な芸事はできない」というまったく違う意味合いです。

しかしホントに全然違いますね‥