ぼっち飯。コロナ前なら寂しい行為、なかば自嘲気味な表現だったはずだが、今やトレンドの先ゆくスタイル。高齢者ヴァージョンなら孤食とも言うのか。孤食って書くと耐えられそうにない寂しさが漂うな。

世の中の動向にいち早く対応した(お一人様専用焼き肉屋)なるものをニュースで拝見しました。

人見知りゆえ人生でぼっち飯どころか、食べ物屋さんに一人で入れないわたしは焼き肉なんて‥と言いたいとこですが。フッフッフッ。実は経験値があるのですよ。

今からもう10年以上前ですが地方へ2ヶ月限定お手伝いの旅に行った訳です。なんせ遅くまで働くので行く店がない。○ック→びっくり○ンキー→す○屋の3店を永遠にループする作戦で乗り切りました。

びっくり○ンキーでいわゆる、ぼっち席に案内されてあたかも鶏舎で餌をついばむニワトリのごとく横並びで飯をべそべそ食べておりました。

うーん‥なんかラーメン屋とか牛丼屋みたく、食べる ≫ 会話 みたいな店だと一人でも全然いけますがハンバーグ屋だとなんだか間が持たなかった。無駄にパソコンとか開いて。

焼き肉屋ってただ肉を食べるって行為だけでなくみんなでワイワイする空間な気がするわけで。今トレンドの焼き肉。黙ってジュ~ジュ~焼く時はやはり自分自身に語りかけるのだろうか?

「おっ! このホルモンちゃんこんがり焼けやがって! 憎いねぇ」「カルビとサガリはライバル関係だがオレはサガリ派だからね‥!」などと‥

はっ!「孤独のグルメ」じゃないか!

やっぱり焼き肉くらいは、あーでもないこーでもないってワイワイしながら食べたいもんだよなー。

でももしかしたらぼっち焼き肉楽しいのかもしれないから一度行って来ようかと思います。