今回からナンバリングをしてモチベーションをあげようと思います。とりあえず三桁頑張れ!

ネタを考えるのがたいへん。ブログで一番陥る話だと思いますが、始めてみて不思議とそういうストレスがなく、むしろ嬉々としてネタ帳持ち歩くくらいこの空間を楽しんでおります。

さて! 今回は通販についての独り言。

昔から通販番組というものが大好きで…w 買ったことは数えるほどですが。1つのエンターテイメントとして捉えて良いとくらい思っております。

今は特に外出自粛の折、通販やネットショッピングが非常に需要ある時期ではございますが、アマゾンや楽天などのネット通販ではなく、テレビで見る少し如何わしい通販番組というくくりでお考えください。

わたくしが高校生の時、夕方家に帰りテレビをつけると日本直販のテレビショッピングが必ずやっておりました。
・ちょっと便利で
・お店ではあまり見かけない
・これを買うとこれもついてくる

こんな売り方だったと思います。忘れ難い商品として「マルチカッターVシリーズ」というスライサーを紹介するおじさんを思いだします。

玉ねぎがあっという間にスライスもしくはみじん切りにできるのですが。
おじさん「泣いてるひまもないですね!」どや顔

殺し文句、といったらほめすぎでしょうか…素晴らしい。

おまけについてくるシリコンが底に貼って滑らない大根おろし

おじさん「シリコンをたっっぷり使ってるんですねぇ!」どや顔

シリコンをたっぷり、という表現が思春期のわたくしにグサリと刺さった瞬間でした。

ストレートにベテラン実演販売のプロが商品紹介をするスタイルは今でも王道として脈々と受け継がれていますが、敢えて

『クラシカルスタイル』と定義してみたいと思います。

時代は常に新しいスタイルを歓迎するものです。

ワンマン社長が自ら出演して紹介するスタイル

『ワントップスタイル』の潮流が押し寄せます。

ジャパネットたかたの高田社長や、トーカ堂の北社長あたりが有名どころですね。

トーカ堂の北社長が一回の番組で「一応」と発する回数を数えるのも一興です。

素人くささが生命線のこのスタイルが支持されるのは、決裁権を持つ社長が「今回だけ」「今だけ」「私が直接仕入れてきた」とあたかもその場の空気に押しきられた感じで値段を落としたり、おまけをつける、といった「小芝居感」が重要だと考えます。

例えば本真珠ネックレス直径10ミリ玉という商品を紹介する時には次々とテーブルに商品を乗せるが、不自然にスペースが空いている…

当然、そこには後から淡水真珠ネックレスが追加されるのですが。素晴らしい。

「ステルスマーケティングスタイル」

最近特定の分野で見るスタイルです。青汁です。

日曜日の10時くらいにボケッとテレビを見てると、老夫婦が居酒屋もしくはなんらかのお店を経営しているドキュメンタリー?風な番組を見ることがあります。

すでにお気づきでしょうが青汁の通販です。
黄金のパターンがあります。

・夫婦で若い時分はがむしゃらに働く
・苦労の甲斐あり二人で店を出す
・その直後旦那さん大病患う(このタイミングで旦那さんが透明なペットボトルに入った緑の液体をちらちら飲んでいるが、この時点ではまだ商品紹介は一切ない)
・闘病の末、健康を取り戻し刺身をおろす旦那さん
・画面全開に青汁を飲み干す旦那さん
・ここで初めて商品紹介

素晴らしい…

ちょっとあれこれありすぎてまだ本題に入ってないことに気づきました。
続きは後編で