日本人だけなのか、人間の脳のメカニズムなのか人は『3』が好きなのね。
おそらくホップ、ステップ、ジャンプみたくリズムがいいから頭に入りやすいのか。はたまた別の理由か。
寿司屋の松竹梅はもともとは、特上、上、並ですが、並を頼む人が後ろめたくならないように名称を変えてみただけ。もう1つは
『3つあったら日本人は真ん中を選ぶ』
特性がある。つまりお店が本当に売りたいものを真ん中において、上と下はあて馬的に設定する。というマーケティング手法もある。
まぁ、昨今回転寿司が一般家庭における=寿司屋なんで、もう終わった話ではあるのですが。
これは寿司屋だけの話ではなく、どんな商売にも当てはまるので、知らず知らずに使われていると思います。
あ、ちなみに鰻屋の特上、上、並は例外で単純にうなぎのサイズなんだそうです。
あー、美味しい鰻食べたいなー。
さて、本題。
わたしも皆さまの脳にズバッとインプットされるよう3つの例えで書きますね。
『3つのV』というお話。V3ですね。
人とのコミュニケーションにおいて3つにスタイルに分けて考えてみましょう。
①VERBAL(バーバル)
:単純な文字情報
②VOCAL(ボーカル)
:言葉による情報
③VISUAL(ビジュアル)
:視覚を伴う情報
なんだか小難しい感じですが、簡単な話ですので。
①はバーバル。単なる文字情報。この店の○○はいくら。別の店の△△はいくら。スペックやレビューなども含まれますので、値段だけではなく付加情報も得られます。
、が自分的な捉え方としてはうーん「チラシ」とか「価格COM」みたいな感覚。
②ボーカル。音声を伴う情報。なかなかないけど「ラジオショッピング」w とか、画面は見てないけどテレビから入ってくる情報。とでもいいますか。
いかにこの○○が素晴らしくお値段も手頃かを言葉で伝えています。
③ビジュアル。一番わかりやすい!「テレビショッピング」わたしの大好物ですね。
お値段を含めて実際の商品を見て、実演して、周りも持ち上げて、もう買わない人が信じられない、くらいな感じになってきます。
文字情報<音声情報<視覚情報
って話なんですけど……
自分がこの話を初めて聞いた時代は圧倒的に、ビジュアルが優位な時代だったのです。
今、これを書きながら大きな変化に今さら気づいてしまいました。
ネット通販大好きなわたしは、買い物する時に何を指標にしてるか。
価格情報とレビュー。それだけ。
もちろん視覚的に大事な服とかは、今のところ手を出してないですが、買い物って言われてお店に行って店員さんに説明して欲しい!なんてもう思わないなぁー
…
デパートをはじめとした小売業が斜陽の時代なのはこんな世の中の価値観の変化に対応できてないのは今さらの話ですが、これからますますアフターコロナで対面での商売が難しくなる時代にたいへんな変革を迫られてますね。
いっそのこと建物そのものをバーチャルにして、本当の建物なくなるかもね。
バックトゥザフューチャーの世界に少しずつ近づいてきた。まぁあれは2015年なんでちょっとペース遅めですが。
自分の頭にあったこざかしい情報を更新していかないと、自分も古い人間になってしまう。
新しい刺激と情報はあまんじて受け入れていかないとね!